どこまでのクオリティが求められるべきか?

将来の起業にむけて、デザイナーの最近思うこと。

先日、職人と話していて、共感しつつ考えさせられることがありました。

日本は仕上がり、特に磨きなどに対し工場に高いクオリティーを追求しすぎているのでは、ということ。

そのため、検品おち、再納、検品おち、再納と、工場と検品部を行き来し、(通常工場や納品元が走る)工場にとっては(もちろん検品する側にとっても)負担が増える。

そう、今話題の、再配達の手間をなくすべきた、のようなイメージ。

メーカーの基準は、メーカーが好みで高く設定するのですが、それを顧客は求めているのか?と職人も疑問に思うことも多いようです。

顧客にとっては、

そういうところ気にならないから、むしろ価格が安い方がいい。

なんで声もあると思うのですが、どこまで気にして商品にするか、はメーカーの判断によるところ。

無駄な手間と労力をかけて顧客の求めていないことに、コストをかけてしまう、(人件費ももちろん)そういうモノづくりは避けていきたい、と思う今日このごろです。

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この記事を書いた人

ジュエリーデザイナー26年
ジュエリー職人4年 CAD0.5年
ジュエリーブランドディレクター10年
製作が好きで飛び込んだジュエリー業界で様々な経験を積みながら
品があるデザイン、上質といえる技術を模索。
”静寂なる輝き”を極める旅を続けています。

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