先日、娘が景品でもらった、お気に入りのピンクのキラキラが付いているリング💍を、着けて出かけました。
季節の割に、夏日で汗ばむ陽気だったのですが、帰り際、ふと見ると、着けている指が青くなっているではないですか!!
びっくりして、外させて、指はすぐ拭きました。帰って手を洗うと、すぐとれましたが、その時思い出したのは、美大に通っていた友達が、銅を使って作品を作った時に、緑青でいつも手が青くなっていたとか、という話と、友達で安い真鍮リングをすると指が青くなったのでしなくなっという話。
何の成分で指が青くなるのか
おもちゃのリングなどは、ほとんどが真鍮だと思われるので、真鍮から銅成分が汗や水で流れ出し、緑青として青く変化して手にうつったのではないかと思います。
緑青は、銅が錆びて発生しますが、真鍮は、銅と亜鉛の合金ですので、中の銅からでる錆といえます。銅像から緑青は1日やそこらの短時間では発生しないように思いますが、銅成分が関係していることは、想像できます。
緑青は害があるのか
昔は緑青は害があるとされていましたが、昭和59年に厚生省が研究の結果、緑青は無害であると認めているそうです。
(日本銅センターのHPよりhttp://www.jcda.or.jp/feature/tabid/87/Default.aspx)
ですので、それほど心配するほどでもなかったようですが、汗をかく時期は、子供もシルバーのリングにしてもらおうと思います🙂
真鍮のメンテナンス
真鍮に発生した緑青を、とろうとネットで検索してお酢につけたことがありますが、綺麗になりませんでした。
おそらく、上からメッキをしなおせば見かけはなおるのかもしれませんが、下に緑青が発生している限り、時間の問題のようにも思います。
私自身は貴金属しか扱い慣れず、きちんとしたメンテができない素材ですので、特に理由がない限りは、私のジュエリーには真鍮は使わないことにしています。🙅♀️
”ジュエリー”の定義が、時間を経ても残るもの、でありますので。
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