婚約指輪は必要?

生き方も様々なスタイルが増え、”これが定番のいい人生”なんてのがない今、求めるものも様々で、婚約指輪を作らない夫婦も多くなってきたように思います。

女性としては、派手好きであれ、シンプル好きであれ、質素好きであれ、ダイヤモンドを手にいれる機会があるのであるならば、遠慮なくもらっていただきたい!と私は作ることをおすすめします。

目次

婚約指輪とは

そもそも婚約指輪とは?男性の結婚がちらつくまで全く興味がなかった方は、ご存知ないかもしれませんが、婚約指輪はその名の通り、婚約をする際に、男性から女性に渡す(多いのは)ダイヤモンドのついたリングです。

今は結婚のスタイルもさまざまですので、リングの石もダイヤにかぎったものではないですが、王道はダイヤモンドです。昔は、男性が勝手に購入し、パカっとリングケースを開けてプロポーズ、なんてことが多かったのかもしれませんが、最近は女性が自分で選ぶことが多いです。

私の周りはほとんどです。

婚約指輪が必要な理由

人生の特別な節目の記念

何より人生の特別な節目の記念になります。大切な人から送られる眩い輝きは、変わる事がないので、見る度に、結婚する時の決意とキラキラした想いを、思い出す事ができます!

今後の人生は、平坦な道ではなく、いい時も悪い時もあるので、躓いたり悩んだ時に、大切な気持ちを思い返す重要アイテムになります。

フォーマルシーンに活躍

正装する機会には、ダイヤモンドでしか演出できない上品さや華やかさを加えてくれます。たとえ小さくても輝きはとても強いダイヤモンド。これぞ本物の輝き、大人の輝きです。

最初は慣れなくともそのうち似合います

もしキラキラしすぎて最初は違和感があっても気がついたら似合っているものです✨

迫力あるダイヤモンドの輝きは、その人も成長させてくれます。つけ慣れるという事がもたらす品格。最初は背伸びをしても、気がつくとそれが普通になる、というものです。

リングは毎日着けていると、プラチナは摩耗し鏡面は半マットに、マット仕上げは半マットに変化し、肌により馴染んてきます。ダイヤモンドは油と相性がいいので、裏が空いているデザインは油とほこりで輝きは落ち着いてきます。(もちろんメンテナンスにより、再度輝きます)

ですので、毎日着けていると、馴染んでくるものなのです。

今はシンプルなリングとか興味ない時でも

デザインが気にいらなくなった時は作り直せばいいのです。宝石は、枠から外して、また作り替える事ができます。

多少お金はかかりますが、何度でも作り替える事ができるので、生活が変わればその時着けたい形にもできるし、将来子供や孫に受け継ぐ事もできます。買い替える必要があるものよりはずっと大切に使えます。

長く使えると言われる革製品も、毎日使っているバッグなどは、メンテをしても30年経つとぼろぼろです。ブーツなんかも底の張り替えなんかをしつつも30年はなかなか履けません。

その点、ジュエリーは、割れない限りは外しておばあちゃんの石でも作り変えられます。

何かの時の保険になる

そして何より何かの時の保険にもなります。何かの時に、小さくとも価値があるジュエリーは助けになるかもしれません。

金はここ15年で高騰し、ダイヤモンドよりも価値を見出されています。

実際祖母のジュエリーを譲り受けただけでも、メタルとしての価値も上がっています。(もちろん下がる時もありますが)

とはいえ、現金よりも身に着けながらも価値を保ち続けるという、資産価値を見出せます。

最後に

婚約指輪が、ジュエリー人生のスタートっていうことも少なくありません。一生使える物を手にいれるチャンスに、是非記念すべきファーストジュエリーを手にいれてもらいたいものです💍

ジュエリーは、高価なのでファッションのように、失敗してはまた新しいものにトライし、失敗しては捨てて、という訳にはいかないからこそ、よく吟味して今の自分にぴったりのリングをぜひ手にいれてほしいと思います。

デザイナーとしては。

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この記事を書いた人

ジュエリーデザイナー26年
ジュエリー職人4年 CAD0.5年
ジュエリーブランドディレクター10年
製作が好きで飛び込んだジュエリー業界で様々な経験を積みながら
品があるデザイン、上質といえる技術を模索。
”静寂なる輝き”を極める旅を続けています。

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