キャスタブルレジンSiraya Tech Cast 3D [true blue]を使ってみました!パラメーターや仕上がりレポート。

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Siraya Tech Cast 3d true blue リーズナブルな価格

キャストの精度がよくなくて、一度はあきらめたキャスタブルレジンですが、Sirayaのパープルを購入した際に、後からブルーの方が精度が高い、などという説明書きを読み、青にしておけばよかった、と思ったあたりから、使ってみたいと思っていたので。

それほど高くもないので、購入。

パラメーターは?

メーカーのサイトからのパラメーターのデータがうまく開けなかったので、パープルと同じ設定で造形機にかけてみると、失敗。造形物がサポートでホールドできず落ちてしまいました。

そこで、上のパラメーターに設定。露光時間は長めの6秒です。パープルは3.5秒で造形できたので、倍の時間がかかります。確かにシャバシャバかも。でも紫も同じくらいだったかしら、、

上のパラメーターで、一応うまくでました。

割れやすいので注意

サポートは、通常ニッパーでカットしていたのですが、その際にパキッと本体が割れやすいです。こんな次の画像のように、割れたことは他のレジンではこれまでありません。

なぜかだれる面があり、やり直しに

サポート側の面の角がなぜかまるまってでてきました。サポートの位置が問題でしょうか。

上の写真は、手前のラインが歪んででてきました。

サポート面の造形の角の丸まりは、両サイドにサポートをおいてやると、なんとかましにはなりました。削る分も考えて厚めに作れば、なんとか使えそうです。

『ほんとはそのまま使いたいのですが〜〜〜!』

爪などの繊細さを出したい場合は、なかなかこのレジンでは難しいのかしら。
明日は試しに、Z軸の0地点を再設定してからやってみようと思います。

毎回レジンを変えると、あれこれ試作が必要で難儀です、、、

そのための記録。

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この記事を書いた人

ジュエリーデザイナー26年
ジュエリー職人4年 CAD1年
ジュエリーブランドディレクター10年
製作が好きで飛び込んだジュエリー業界で様々な経験を積みながら
品があるデザイン、上質といえる技術を模索。
”静寂なる輝き”を極める旅を続けています。

コメント

コメント一覧 (3件)

  • 今晩は、検索で探していたらこちらのページを見つけましたのでご連絡させていただきます。
    シラヤキャストレジンのブルーはキャストはそれから上手くいきましたでしょうか?
    自分も今、使用しているのですが鋳肌がどうも綺麗にいかないのですが、何かアドバイスが頂けないかと思い書かせていただきます。

    埋没材 GIFT
    乾燥 1時間
    焼成温度 240度 1時間
         480度 1時間
         780度 1時間半
         620度 30分

  • コメントありがとうございます。

    その後のキャストは、10回のうち四回綺麗になり、四回肌がきたなく、二回は使えなくくらい、という仕上がりです。
    鋳造は、キャスト屋に出しているので、すみません、焼成温度までわかりません。

    先日、JJFにて、吉田キャストとキャスタブルレジンを開発した、甲府の会社の方に聞いたのですが、開発のために数多くキャストし、開発したレジンでもっても、キャストの際の温度や時間は、かなりレジンによって異なるようで、シルバーとプラチナのダイレクトキャストは、その詳細な管理が難しい、との話を耳にしました。

    調整なしで、キャストに出すと、やはり4割綺麗で6割あまり綺麗に上がらない、ということです。

    私自身は、あまり細かい石枠などは、キャスタブルレジンは諦めがちで、整形しやすいざっくりした造形のものを中心にダイレクトキャストに出しております。
    あまり、参考にならなくてすみません。

    ちなみに、やはりSK本舗のキャスタブルレジンが、一番その中でもよかった感触があり、現在はSK本舗のものを使っています。
    次回は、甲府の業者が独自で開発した、というものを使ってみたいと考えているところです。またいずれ記事にしたいと思います。

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